France / Beaujolais
Michel Guignier
· Sur Lie 2019
品種 ガメイ
1500ml 赤
プティット・オゼイユ、モンカイユ、グラニット、ビステルを瓶詰めした後、フードルの下の方に残った旨味の多い部分の上澄みだけを混ぜあわせたワインで、マグナムのみの瓶詰めでこのヴィンテージだけ造られたもの。
僅かに濁りのあるガーネット色。グレナデンなど赤い果実のリキュールやドライフルーツを想わせる充実感のある果実香に、熟したブラックベリーの甘酸っぱい香り、ドライハーブやドライフラワー、腐葉土、竹炭、クローブやコリアンダーなどのスパイスのニュアンスが加わり、複雑でやや深みのある香りが伺えます。
ごく僅かにピリピリと舌先を刺激するガスがあたり、熟した赤い果実の甘やかな風味は凛とした伸びやかな酸を伴い大きく広がります。
他のキュヴェに比べて果実の凝縮感や力強さがあり、たっぷりとした旨味が感じられます。
時折、若々しい果実の可愛らしさを覗かせながら、ドライフルーツやリキュールなどの緻密な果実味にスパイスやドライハーブなど様々な要素が溶け込み、複雑で落ち着きのある印象を残します。今後の熟成の過程で、複雑性や旨味だけでなく更に繊細で艶やかな様子が引き出されていくことと期待が湧きます。
(インポーター資料より)
Michel Guignier / Sur Lie 2019 1500ml
フルーリーから北西方面にあるヴォールナール村で、1954年に父と二人で創業した。当時から有機栽培に取り組み、その後クリスチャン デュクリューの影響を受けてビオディナミへ転向。2007年にdemeter(デメテール)の認証を取得した。
現在は、可能な区画は全て馬で耕作している。ミッシェルは、品質の高いワインを造るための大切な要素がブドウ栽培にあると考え、当初は総面積17haから始めた畑を7haに大幅縮小、他の生産者が使う農薬や除草剤などの影響を避けるため、残りの土地は全て牧草地に変えた。
醸造は全てセミ マセラシオンカルボニック、一貫して亜硫酸無添加、フィルターも清澄作業もしていない。そのためか、新しいエチケットには「Vin Pur Jus」(果汁100%のワイン)と印字してされている。(インポーター資料より)