
France / Champagne
MINIERE F & R レ・ヴォワミサ 2019
· 2019 Les Voirmissa
品種: ピノ・ノワール50%、ムニエ50%
白発泡 750ml
醸造:
ピノ・ノワールとムニエを別々に野生酵母で樽発酵・樽熟成(新樽は用いない)。アルコール発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で定期的にバトナージュを行いながら8ヶ月間熟成。マロ発酵はこの間に自然に実施。
熟成後ブレンドして、濾過や低温安定化は行わずに2020年6月にティラージュして瓶内二次発酵へ移行。
その後、澱と共にマチュラシオン・シュール・リー。二次発酵とマチュラシオン・シュール・リーの期間はトータルで60ヶ月。
2025年6月にデゴルジュマン。
ドザージュは3.0g/lのエクストラ・ブリュット。
デゴルジュ後、さらにドメーヌで6ヶ月以上寝かせてからリリース。
アルコール度数12度。生産本数1,639本。ガス圧7.0気圧。
(インポーター資料より)
MINIERE F & R / 2019 Les Voirmissa
『アンセルム・セロスの才能と哲学を継ぐ優れた才能...』
セロスに触発されたシャンパーニュ造り
ミニエールはジャック・セロスでの修行を経て家業を継承したフレデリックとロドルフの兄弟が、2007 年から元詰めをスタートしたグローワーです。ドメーヌではセロスから大きな影響を受けた野生酵母による樽発酵と樽熟成、ノンマロ、少ないドザージュを基本とし、ヴィエイユ・ヴィーニュのブドウによるリューディの表現、そして NV キュヴェでも 3~4 年、ミレジメに至っては10 年近い長期熟成を経た飲み頃を迎えたものをリリースする芸術的シャンパーニュ造りを行っています。
畑は 1960~70 年代初めに植樹された古木が主体で、収量は極めて低く、ドメーヌ全体の年間の総生産量は 2 万 8 千本程度という少なさです。
世界の愛好家が探し求める現代的シャンパーニュ
ミニエールのシャンパーニュは、ニューヨークの三ッ星イレヴン・マジソン・パークや、ナパの三ッ星メドウッド、ソノマの三ッ星シングル・スレッド、ランスの三ッ星ラシエット・シャンプノワ、同じく二つ星レ・クレイエールなどの最高峰グラン・メゾン、そして、現代的ワインの圧巻の品揃えで
知られる NY のラシーヌなどで、セロスやセドリック・ブシャールなどの超一流のグローワー達に堂々と肩を並べてオンリストされています。
酸化的なニュアンスを含めて全体のバランスが取れ、シームレスでモダンなタッチを備えたミニエールのシャンパーニュは、今、世界のシャンパーニュ愛好家が探し求める現代的シャンパーニュの 1 つです。
ドメーヌの歴史
ドメーヌは 1919 年にランスの北西、シャンパーニュ地方最北端のエルモンヴィルにアルフレッド・ミニエールによって設立され、代々家族によって継承されてきました。現在ドメーヌ運営するフレデリックとロドルフのミニエール兄弟は、4 代目当主として 2005 年にドメーヌを継承しました。
フレデリック・ミニエールは、アヴィーズで醸造栽培技術者の資格とワイン販売の資格を取得した後、ジャック・セロスの下で研鑽。
1996 年当時、ジャック・セロスは目覚ましい発展を遂げている先駆者でした。
ゆっくりと時間をかけた長期の熟成、リューディの表現、樽による醸造、そしてシャンパーニュにおけるビオディナミのパイオニアでした。フレデリックは、このセロスによる新しいシャンパーニュの潮流に強い影響を受け、その哲学に基づいたシャンパーニュ造りを自身で行いたいという想いに駆られるようになったのです。
しかし、その考えをすぐに実行に移すことはできませんでした。なぜなら、当時はまたフレデリックの両親がドメーヌの当主で、彼らはフレデリックの望むような劇的な変化に対し好意的ではなかったからです。
このためフレデリックは一時ランスのワインショップで数年間働いていました。その後、2005 年の父の引退に伴い、弟のロドルフとともにドメーヌに戻り、樽発酵・樽熟成による醸造に着手。デビュー・ヴィンテージとなる 2007 年物(2014 年にリリース)で僅か 2500 本から元詰めシャンパーニュ造りをスタートしました。
ドメーヌの畑と栽培、哲学について
ドメーヌの栽培面積は 8 ヘクタール。大部分の畑が南南西向きで理想的に日照を受けるエルモンヴィルの丘陵に位置しています。丘陵の上部は泥土と砂質の土壌、下部は泥土と粘土と砂質の土壌です。
水捌けが良くミネラルが豊富で、ブドウの根が地中深く伸びて、ブドウに養分を吸収するとともに、樹液をミネラルの要素で満たしてくれます。
栽培品種はシャルドネ 2ha、ピノ・ノワール 1.5ha、ムニエが 4.5ha で、主要なヴィエイユ・ヴィーニュの区画のブドウ木は接ぎ木なしで栽培されています。このため 3 品種全てで、ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズのブドウ木があり、その稀少な収穫ブドウは、10 年近い構想の末、自根のキュヴェとなって表現されました。
ドメーヌでは、ワインは人生と同じく私達の性格を鍛え上げ、人生の指針を与えてくれる、出会いの痕跡をとどめていて、ブドウ木はその生命を地中から汲み取り、個性を果実に伝えるものであると考えており、この潜在力の表現であるワインの価値を引き立てることに強い愛着を感じています。
ワインにとっての価値は、ボトルの中よりも畑のブドウ木の中にあるということです。このため、ドメーヌではブドウ木に最大限の敬意を払い、最上のものを引き出せるように努力しています。
また有機肥料の使用、畑の耕耘、叢生栽培、環境に配慮したアプローチによる病害対策など、持続可能なサステイナブルな農業に取り組み、自然のバランスと人類にとって極めて大切な生物多様性を最大限に守ることに努めています。
醸造について
ドメーヌでは長年ブドウをヴーヴ・クリコやニコラ・フィアットなどのネゴシアンに売却していました。
現在でもドメーヌで醸造しているのは 8 ヘクタールの所有区画のうちの 1/4 の僅か 2ヘクタール分にしか過ぎません。
シャンパーニュの醸造を自前で行い、販売せずに長期間ストックしておくことは小さなドメーヌにとって難しいことです。このため、ドメーヌの残りの 6 ヘクタールで栽培されたブドウは、ブドウもしくは果汁の形で、ニコラ・フィアットなどのネゴシアンに売却されています。
今後の中期的な目標は、ヴィエイユ・ヴィーニュの 5 ヘクタールの区画のブドウを全てドメーヌで醸造することです。
ドメーヌのワインは全て野生酵母での樽発酵・樽熟成で醸造されます。各ワインの異なる特徴を引き出すために、また、シャンパーニュのエスプリにとって極めて大切なアッサンブラージュを複雑にするために、樽の容量や原産地、樽の年などは多種多様です。圧搾後、マストは発酵のためにバリックに入れられます。その後、シュール・リーの状態で定期的にバトナージュを施しながら 8 ヶ月間熟成されます。セラーでの長い熟成後もワインのフレッシュ感を保持するために、マロ発酵は行いません。
ティラージュ後、ワインはドメーヌのセラーでゆっくりと時間を掛けて熟成させてからリリースされます。リキュール・ド・ティラージュは、最もナチュラルだと考えているビオ認証の MCR を使用しています。
リューディについて
ドメーヌのキュヴェを造るために選別したリューディは、全てエルモンヴィルにあります。リューディのブドウ木の樹齢は 15 年から 65 年と多様ですが、平均樹齢は 45 年です。ヴィエイユ・ヴィーニュを永続させるため、また最高品質のブドウを得るために、段階的に傷んだブドウ木の植え替えを進めています。ドメーヌでは以下のリューディが所有しています。
LES FAUVAGNES レ・フォーヴァーニュ
1968 年、1969 年植樹のムニエ、1962 年植樹の自根のムニエ
LES ROSIÈRES レ・ロジエール
1974 年植樹の自根のピノ・ノワールとムニエ、1973 年植樹のシャルドネ
LES GRANDS BLANCS レ・グラン・ブラン
1964 年植樹のシャルドネ、1965 年植樹の自根のシャルドネ
LES MOINEAUX レ・モアノー
1963 年、1969 年、1971 年植樹のムニエ
1981 年植樹のムニエ、1963 年植樹のシャルドネ
LES FOSSELLES レ・フォセル
1975 年植樹のピノ・ノワール、2003 年植樹のシャルドネ
LES VOIRMISSA レ・ヴォワミサ
1949 年、1967 年植樹のムニエ
1968 年植樹のピノ・ノワール、1972 年植樹のシャルドネ
LES FONTANELLES フォンタネル
1969 年、1970 年植樹のシャルドネ
LA COUTURELLE ラ・クチュレル
1986~1990 年、1992~1993 年植樹のムニエ、2002 年植樹のピノ・ノワール
(インポーター資料より)
