France / Loire
PHILIPPE DELMEE
· Ca Faye 13 2022
品種 カベルネフラン
赤 750ml
樹齢約35年。シスト土壌。
畑では、秋に土寄せを行い、春に土おこしを行う。雑草は鎌で刈り、銅、硫黄、煎じハーブ、発酵させた植物などでケア。
長時間かけ上からのプレスのみで圧搾する古い垂直プレスで圧搾。
醸造は天然の土着酵母を使用。グラップ・アンチエールで15日間のマセラション・セミ・カルボニック。破砕無し、ピジャージュ無し。タンク発酵と熟成。事前に用意した自然酵母を増やしたピエ・ドゥ・キューヴを使って発酵を始める。ピエ・ドゥ・キューヴに微量のSO2を使用。
それ以外の工程ではSO2は無添加。ノンフィルター、ノンコラージュ。
アルコール度数が11度と低くごくごくと飲めるヴァンドソワフタイプであることから、前ヴィンテージはフランス語の「Ca fait onze(11度しかないよ・・・)」とブドウ畑がある地区の名前Faye d’AnjouとをかけてCa faye onzeと名付けられたが、このヴィンテージはブドウの糖度もしっかりと上がり13度のアルコール度数となった為、ワイン名はアルコール度数の13度からとってTREIZE(トレーズ=13)と名づけられた。
濃厚なタイプというわけではないが、しっかりとした果実味がある。それなのにスルッとのどを通るとても飲み心地のよいワイン。赤系ベリーの果実味と酸味のバランスが絶妙。(インポーター資料より)
PHILIPPE DELMEE / Ca Faye 13 2022
ブルターニュの先端ブレストの街で数学者として生計をたてていたフィリップは、ワインに絶大な興味を持っていた。彼は1度きりの人生だ!と意を決し、大好きなワインのあるロワールのアンジュにやってきた。グリオット、オリヴィエ・クザン、クローなどで修行を積み、多くの人の助けもあって遅咲きの独立を果たした。4haの畑で、2006年よりワインを造り始める。
ヴァンドソワフ、つまり「喉の渇きを癒してくれるナチュラルで軽やかでスイスイと入っていくワイン」を造りだすのが彼のワインの特徴。元数学者らしく、物事を追及する姿勢はそのワイン造りに生かされており、自然派ワインの先人達が行ってきた方法や成果を基礎におきつつも、一歩一歩前進を続けている。(インポーター資料より)