Germany / Mosel
Rita und Rudolf Trossen リタ ウント ルドルフ トロッセン
· Pinot Pur Purus 2021
品種 ピノ・ブラン、ピノ・グリ、リースリング
750ml 白
残糖0.9g/L, 総酸度5.2g/L
ピノ・ブラン、ピノ・グリに少量のリースリングをブレンドしたトロッセンの新作。
ピノ・ブランとピノ・グリはモーゼル上流域の石灰質土壌で有機栽培された買いブドウ、リースリングはトロッセンが所有する粘板岩土壌のブドウ畑のもの。
澱引きしないで長期間発酵・熟成。亜硫酸無添加。
ピノ系の穏やかな味わいに、2021年産リースリングらしい酸味のアクセントが適度に効いている。
(インポーター資料より)
Rita und Rudolf Trossen/Pinot Pur Purus 2021
ドイツ国内よりも国外にファンの多い家族経営の生産者。15歳の頃から世界の行く末を案じていたルドルフは、答えを探し求める過程でルドルフ・シュタイナーの思想に出会う。1978年に23歳でリタと結婚した年に父が事故で亡くなり、醸造所を継ぐと同時にバイオダイナミクス農法を導入。ドイツ初のワイン生産者による全国規模の有機農法団体エコヴィンEcovinを1985年に設立するなど、ドイツワインの有機農法を実践する生産者の草分け的存在のひとり。醸造所とモーゼル川を挟んで対岸にあるキンハイム村の背後に広がる斜面に2.5haのブドウ畑を所有している。土壌は灰色と青色の粘板岩で、収穫は毎年世界各地から手伝いに来る人々と和気藹々と行う。醸造は伝統的なフーダー樽、ステンレスタンクと使い古したバリック樽を使い、野生酵母で発酵。2010年から亜硫酸無添加醸造の「プールスPurus」シリーズを造り始め、以前にも増してファンが増えつつあるが、二人の息子達は別の職業についていて醸造所を継ぐつもりはなく、ルドルフ氏もこれ以上規模を大きくするつもりはないという。「ブドウが育った場所の味がする自然なワイン」を目指している。