Germany / Mosel
Rita und Rudolf Trossen リタ ウント ルドルフ トロッセン
·Schieferblume - Riesling trocken 2023
品種 リースリング
750ml 白
あるインタヴューで語っていた
「マドンナは、ワグナーや、ヴェルディ、チェットベイカーと合う」
という言葉が印象的。
植樹:1984年頃(樹齢37~60年)
位置:川沿いの畑で森に囲まれている。
土壌:灰色と青色粘板岩・砂質粘土
補足:4つの畑のブレンド
手作業で収穫。全房圧搾。容量1000Lのステンレスタンクで野生酵母により
4~6ヵ月間強制冷却せずにセラーの室温で発酵
軽くフィルターをかけて最小限の亜硫酸を添加
シーファーブルーメは「粘板岩に咲く花」という意味。シーファー(粘板岩)土壌由来の味わいを存分に感じられるワインを目指した。地に足のついた、上質なモーゼルのリースリング辛口。
(インポーター資料より)
Rita und Rudolf Trossen / Schieferblume - Riesling trocken 2023
ドイツ国内よりも国外にファンの多い家族経営の生産者。15歳の頃から世界の行く末を案じていたルドルフは、答えを探し求める過程でルドルフ・シュタイナーの思想に出会う。1978年に23歳でリタと結婚した年に父が事故で亡くなり、醸造所を継ぐと同時にバイオダイナミクス農法を導入。ドイツ初のワイン生産者による全国規模の有機農法団体エコヴィンEcovinを1985年に設立するなど、ドイツワインの有機農法を実践する生産者の草分け的存在のひとり。醸造所とモーゼル川を挟んで対岸にあるキンハイム村の背後に広がる斜面に2.5haのブドウ畑を所有している。土壌は灰色と青色の粘板岩で、収穫は毎年世界各地から手伝いに来る人々と和気藹々と行う。醸造は伝統的なフーダー樽、ステンレスタンクと使い古したバリック樽を使い、野生酵母で発酵。2010年から亜硫酸無添加醸造の「プールスPurus」シリーズを造り始め、以前にも増してファンが増えつつあるが、二人の息子達は別の職業についていて醸造所を継ぐつもりはなく、ルドルフ氏もこれ以上規模を大きくするつもりはないという。「ブドウが育った場所の味がする自然なワイン」を目指している。

