France / Rhone
Samuel Boulay サミュエル・ブーレ
· Baltringue 2018 バルトリング
品種 メルロー
赤 750ml
全房で10〜15日間のマセラシオン。タンクで発酵と熟成。
ガーネット色。
ドライ苺やドライいちじく、デーツ、レーズン、グレナデンシロップを想わせる凝縮感のある甘やかな果実に、ドライフラワーや腐葉土、ビターカカオのニュアンスが加わり、複雑な印象を受けます。
冷涼感のあるミディアムライトタッチで、滑らかに沁み渡ります。若々しさをどこかに残す緻密な果実と、ドライフラワーやビターカカオなど熟成由来のコク深さや奥行きが溶け込み味わいが、口中を満たします。風味に充実感がありながら、上品で繊細な印象と旨みが調和した、複雑味のある仕上がりです。
(インポーター資料より)
Samuel Boulay / Baltringue 2018
研修生として2000年にミッシェル・オジェに弟子入り、2006年からはスタッフとして雇用され12年まで、自らもワインを造りながら働いた経歴の持ち主。
ジル・アゾーニ氏が畑を売りに出したためこれを購入、5haを得てミッシェル・オジェを退職してアルデッシュで再びワイン造りを開始。
2015年が初ヴィンテージとなります。
●畑仕事について
現在のところ、引き継いだ畑のうち1haはブドウが植わっておらず、更にいくつもの樹を抜いて土地を休ませながら、畑のコンディションを徐々に整える方針。今後は不耕起栽培を行う。アゾーニ氏が耕作していたため、それを突然止めることにより生じる問題を懸念して15年は2畝ごとに耕やしたが、16年からは全て止めている。
単位収穫量についてはロワール時代で8〜10hl/haだったので、ここアルデッシュでも同じくらい収穫できれば十分だと考えている。
土地の面積に対して植わっているブドウが少ないことについて、そういった状況を恥じる生産者は多いが、本人は反対にとても誇りに思っている。
●醸造について
自分の仕事は畑の中でほぼ終わっている。
つまり、収穫したブドウを圧搾すること、必要に応じてピジャージュやルモンタージュをすることくらい。
基本的には何もしないで、微生物の活動を見守るだけと考えている。(インポーター資料より)

