Italy / Liguria
Testalonga テスタロンガ
· Rossese di Dolceacqua 2021
品種 ロッセーゼ
赤 750ml
一見シンプルなワインのようでいて、恐ろしいポテンシャルを秘めたワインを造る、リグーリア州のフランスとの国境にほど近い中世の町、ドルチェアックアの造り手テスタロンガからは、2021ヴィンテージが届きました。
ロッセーゼ2021は作柄にも恵まれ、久々にまとまった本数が届きました!今飲んでも十分すぎるほど美味しいですが、是非是非寝かせてみてください。ロッセーゼは、若い時分は可愛さ溢れるワインですが、大人になると妖艶な美しさを纏います。
(インポーター資料より)
Testalonga / Rossese di Dolceacqua 2021
ワインの総生産本数が5000本程度、という事もありまさに知る人ぞ知る的ワイナリーで、イタリアでも彼らのワインを見かけることはまずないと言って良いと思います。畑は小さなテラス状で、アルベレッロ仕立て、ものによっては樹齢100年超。全ての作業を手で行い、農薬としては硫黄だけを使用。ワイナリーは中世の街並みの残るドルチェアックアの町中にあり(外観からワイナリーであることは全く分かりません!)、そのセラーのコンパクトなことと言ったら…間違いなくヴィナイオータが取引する造り手の中でも最小規模で、500リットル程度のサイズの樽が7-8つと古い圧搾機とテーブルがあるだけ…。醸造方法もいたってシンプルで、醸造期間中は樽を縦にして醗酵槽として利用、そこに足で潰したブドウを入れ(除梗しません!)、約20日間の醗酵、圧搾後に横にした樽でワインを熟成させ、翌年8月に無濾過でボトリングし(その際にごく少量の酸化防止剤を添加)。
そして樽は再び縦に置かれて次の収穫を待つという…言うなれば、ちゃぶ台置いたらダイニングルーム、ちゃぶ台片づけて布団を敷いたら寝室…という日本の畳の部屋並みに機能性のあるセラーなのです。
ロッセーゼは決して押し出しの強いブドウではなく、若飲みすべきワインのような佇まいを持っているのですが、熟成のポテンシャルも秘めた凄い品種です。
(インポーター資料より)